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特産品Specialty

ヤマノイモ(銀沫)Yamanoimo(Ginshibuki)

銀沫の写真
主要産地
真庭市
銀白に輝く滝のしぶきのごとし。
食べた人に「山の芋の概念が変わる」とも言わせた「銀沫(ぎんしぶき)」。

 一般的なヤマノイモは管内各地で生産されていますが、真庭市を中心に「銀沫」が生産されています。銀沫は全国的にも珍しい品種で、試行錯誤を重ねながら、生産者一同が栽培方法を確立して育てあげた、幻のヤマノイモです。
 真庭市で作られるようになって約20年。旧勝山町時代に、生産者、行政、JA、当時の真庭普及指導センターなどが協力し、特産化に力を注いできました。今の銀沫の形になるまで生産者らが大変な苦労をして栽培技術を確立しました。それでもまだまだ秀品の銀沫を作るのは難しく、未だ手に入りにくい「幻の山の芋」です。

カゴに盛った銀沫やパンフレットの写真
すり鉢ですった粘りのある銀沫の写真

 舌触りがきめ細やかで風味が良く、アクが少ないために、時間が経っても変色しません。その最大の特徴は強い粘りです。すりおろしてすり鉢ですると粘りがさらに増し、箸でつまめるほどの弾力になります。そして口にふくむと、やさしい山芋独特の香りが鼻に抜け、口いっぱいに美味しさが広がります。すりおろしてとろろご飯に、うどんにかけるほか、お好み焼きや揚げ物、汁物や鍋に落としても美味しくいただけます。

お問い合わせ先
勝山農産物直売所「健康の里」
  TEL:0867-44-5831

銀沫の特徴

真っ白な銀沫の断面の写真

真っ白

白さが自慢!すりおろして時間がたっても変色しにくい!
粘りのある銀沫の写真

粘り

つきたての餅のような食感!すり鉢をひっくり返しても落ちない!
銀沫生産者の写真

風味

アクが少ないのに、ヤマノイモの風味はしっかり!濃厚な味わい!

名前の由来

 「銀沫」という名前の由来は、その真っ白さから「同地区の名瀑、神庭の滝の銀白に輝く滝のしぶきが畑にふりそそぎ銀沫になった」との創作イメージから命名され、平成17年に商標登録しました。

神庭の滝の写真

ご贈答にもおすすめ!「とろろめし」もおすすめ!

銀沫の化粧箱の写真

化粧箱入りなので、ご贈答にもおすすめです!
※秀品3-4本(1kg)入りです。

銀沫のとろろめしの写真
とろろめし
  1. 銀沫は皮をむいてすりおろし、すり鉢に入れてする。
  2. 味噌を溶いただし汁を人肌に冷まし、少しずつ1.に入れてよく混ぜる。
  3. ご飯にかけていただく。

出荷時期

品種名など 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
銀沫
  
  
                              
  
  
品種名など 時期
銀沫11月上旬〜3月下旬
※出荷時期は目安です。地域により異なることがあります。

勝山銀沫プロジェクト

銀沫の産地の勝山では、期間中、地元の販売店で銀沫を販売したり、飲食店が銀沫を使ったお菓子や料理を提供しています。スタンプラリーも開催しております。

提供期間:令和5年11月〜令和6年3月

※スタンプラリー実施期間は令和5年11月〜令和6年2月末までとなります。

晴ればれレシピ

ヤマノイモのレシピ

「晴ればれレシピ」のページでは、晴れの国岡山の旬の食材を使ったレシピを紹介しています!
直売所で新鮮な農産物を選んで、ぜひ、旬の味覚をおいしくいただいてください!

産地のこだわり

銀沫のおいしい食べ方

銀沫の磯辺揚げ

銀沫の磯辺揚げの写真
レシピはこちら
材料
  • 銀沫…200g
  • 梅干し…大1個
  • ショウガ絞り汁…適量
  • 海苔(味付け海苔がオススメ)…適量
作り方
  1. 銀沫の皮をむき、すりおろしておく。
  2. 梅干しは種をとってたたき、ショウガの絞り汁少々と一緒に1に入れて混ぜる。
  3. 銀沫をスプーンですくって海苔に載せ、180度の油でキツネ色になるまで揚げる。

※お好みで塩をふって召し上がってください。

とろろご飯

とろろご飯の写真
レシピはこちら
材料(5人分)
  • 銀沫…500g
  • A
     ・出汁…500cc
     ・みそ…大さじ1と1/2
     ・みりん・酒…各少々
作り方
  1. Aを合わせて冷ましておく。(味はお好みで調整。濃い目のみそ汁が目安)
  2. 銀沫は皮をむいてすりおろし、すり鉢ですりながら1を入れてのばしていく。
  3. ご飯に2をかけ、刻み海苔を散らす。
※粘りが強いので出汁を足すときは少しずつ、入れる度にしっかり混ぜる。
※ご飯は麦ご飯がおすすめ!

ぷわぷわ焼き

ぷわぷわ焼きの写真
レシピはこちら
材料(4人分)
  • 銀沫…200g
  • 塩…少々
  • 小麦粉…少々
  • 卵…1個
  • 焼き海苔…1枚
  • 紅ショウガ…大さじ3
  • 炒り白ゴマ…大さじ1
  • サラダ油…大さじ1
作り方
  1. 銀沫は皮をむいてすりおろし、すり鉢などで更によくすってふっくらとさせ、塩少々を加えてさらによくする。
  2. 食べやすい大きさにスプーンですくい、小麦粉をまぶす。
  3. 卵はよく溶き、焼き海苔半分をはさみで短冊切りにし、紅ショウガ、白ごまを加えて衣を作る。
  4. フライパンにサラダ油を熱し、2の銀沫を3にくぐらせ、表面に紅ショウガと半分の海苔を切ってのせ、両面を約2分ずつ中火で焼き、器に盛る。

やまタン(平成17年度コンテスト最優秀賞)

やまタン(平成17年度コンテスト最優秀賞)の写真
レシピはこちら
材料(4人分)
  • 銀沫(スライス用)…300g
  • 銀沫(すりおろし用)…200g
  • ミートソース缶…1缶(約300g)
  • ホワイトソース缶・・・1缶(約300g)
  • とろけるチーズ…適量
  • パセリ…適量
作り方
  1. グラタン皿(耐熱容器)にバターを塗り、5ミリ厚さに皮をむいてスライスした銀沫を並べてミートソースをかけ、さらにその上に銀沫を交互に重ねる。
  2. ホワイトソースをあたため、皮をむいてすりおろした銀沫を加え、混ぜ合わせる。
  3. 2を1の上にかけ、さらにとろけるチーズをのせて、190℃に予熱したオーブンで23~25分程度、焼き目がつくまで焼く。
  4. 彩りに刻んだパセリを散らして完成。

銀沫おこわ

銀沫おこわの写真
レシピはこちら
材料
  • モチ米…5合
  • 銀沫…250g~300g
  • ダイコン…200g
  • ニンジン…150g
  • ゴボウ…150g
  • 干しシイタケ…中5個
  • ちくわ…2本
  • インゲン(飾り)…少々
  • A
     ・酒…大さじ1
     ・塩…大さじ1
     ・醤油…大さじ1
  • 油…少々
  • B
     ・だし汁…200ml~300ml
     ・酒、塩、醤油…各大さじ1/2を加えたもの
作り方
  1. モチ米は一晩浸しておく。
  2. 銀沫は皮をむき、角切りにして酒を振りかけておく。
  3. 蒸し器に敷き布をして1を蒸す。
  4. 干しシイタケはもどして千切りにする。ダイコン、ニンジンは角切り、ゴボウは半月切りまたはイチョウ切りにする。
  5. フライパンに油を引き、4をザッと炒める。最後に2を加え、Aで味をつける。
  6. 蒸したモチ米を桶に取り出し、合わせたBをまんべんなく加えたら5の具を入れて混ぜ合わせる。
  7. もう一度6を蒸し器に入れ10~15分蒸す。
  8. 器に盛り、茹でたインゲン(千切り)を添える。

蒸し銀沫

蒸し銀沫の写真
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材料(4人分)
  • 銀沫…100g
  • ゆり根…1/2個
  • 生シイタケ…小2枚
  • エビ…4尾
  • ホウレンソウ…2株
  • 卵白…1個分
  • 砂糖…小さじ1/3
  • A
     ・みりん…小さじ1
     ・塩…小さじ1/4
  • B
     ・出汁…300cc
     ・薄口しょうゆ・・・大さじ1
     ・塩…少々
作り方
  1. 銀沫は皮をむいてすりおろし、すり鉢でよくすり混ぜ、きめ細かにする。
  2. 卵白と砂糖をボウルに入れ、泡立て器でよく泡立て、1を加えてよく混ぜる。
  3. ゆり根は柔らかく塩ゆでし、冷ます。
  4. エビは殻を取って背開きにしてワタを取り、みりん・しょうゆ各少々(分量外)で下味をつけておく。シイタケは薄切りに。
  5. ホウレンソウは塩茹でし、2センチ幅に切っておく。
  6. Bを合わせ、4等分にして器に入れ、2を落とし、4、5を盛って7~10分程度弱火で蒸して完成。
このページに関しての
お問い合わせ
JA晴れの国岡山
本店 営農部

〒713-8113 岡山県倉敷市玉島八島1510-1
TEL 086-476-1837
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