女性部岡山西地区吉備路ブロック清音支部は１０月下旬、倉敷市の龍昌保育園で園児とみそづくりをしました。部員の勤務先である同園との縁をきっかけに、毎年恒例の食農教育活動として実施しているもので、「手作りのよさを感じてほしい」との想いが込められています。

事前に部員と同園の職員が協力し米麹づくりや大豆を蒸す工程までを準備。園児２５人が、塩と混ぜ合わせて大豆をつぶす仕上げ作業を体験しました。

安全に楽しく取り組めるよう大きいタライとビニール袋を使い、タライに入れた材料を園児たちが袋越しに足で踏みつぶしました。均一につぶれて混ざるまで交代で取り組み、部員が仕上がりを確認。最後は空気を抜きながら、みそを桶に詰め、約４０㌔を完成させました。

参加した園児からは「楽しい」「早く食べたい」と笑顔があふれました。作ったみそは来年３月まで熟成させ、給食などで提供される予定です。佐野廣子支部長は「みその成り立ちを知ってもらえた。無添加のおいしさを味わってほしい」と話しました。