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ブドウ園地継承へ 既に成木でハードル低く 高齢で離農→新規就農者に仲介

新規就農を予定する渡辺さんに作業を指導する本多さん㊨
まにわぶどう部会で研修生を受け入れる、本多雄嗣副部会長(46)は、高齢で離農するブドウ園を新規就農者に引き継ぐ取り組みを進めています。
県の制度を利用する研修生の受け入れを、部会役員だった父が始めたのが10年前。父の代から延べ8人を受け入れ、移住や就農につなげてきました。若手の新規就農者が栽培をスタートさせ、着々と面積を広げています。
1987年ごろからブドウの栽培が始まった真庭地域では、高齢の生産者が多いため1人あたりの栽培面積が小さく、産地拡大が難しいことが課題となっています。高齢や担い手不足で離農する生産者も多く、本多さんのもとには、リタイアする生産者からの園地の貸与の話が寄せられます。
ブドウを新植してから本格的に収穫できるようになるまで数年かかることから、新規就農のハードルとなっていましたが、既に成木の園地を丸々借り受けることで、就農しやすい環境を整えます。
1年間、本多さんのもとで修行した埼玉県出身の渡辺慎也さん(55)は、借り受けた27㌃で4月からの就農を予定します。93歳の生産者から事業継承します。借り受けたほ場には、樹齢20年近くなるブドウが太い枝を広げます。渡辺さんは、これから新植するほ場も含め、約50㌃で栽培をスタートする予定です。「ほ場はないと思って産地に来たが、借りられて運が良かった。前の園主さんに近づけるよう努力し、産地のブドウの名を汚さないよう努力したい」と意気込みます。
本多さんは「ブドウ1本で食べていけるようにしないと産地が大きくならない。真庭を盛り上げるため、若手の農家を育てて、面積を拡大していきたい」と展望します。
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