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種子センター稼働始める

種子もみの選別
津山基幹アグリセンターは11月上旬、種子センターの稼働を始めました。鏡野町では、県が生産した「原種」から来年春のは種用種子もみを生産します。品種は「あきたこまち」「コシヒカリ」「きぬむすめ」。5月上旬に原種を育苗して田植えをし、9月から順次収穫をします。
7~9月のほ場審査を経て、発芽試験で発芽率90%以上となったもみだけを2.2㍉のふるいにかけて、選別します。
2024年には選粒機を更新。従来の2倍の速度でもみを選別できるようになりました。選別後の種子もみは農産物検査で整粒、被害粒、未熟粒の割合を基に「合格種子」「準種子」などに格付けします。
種子生産者の高齢化もあり、種子生産者は年々減少。一方で、25年産主食用米は米不足から作付面積が増えました。今後、種子の確保がさらに厳しくなることが予想されます。
JA担当者は「採種圃は、水稲の生産を支える重要な取り組み。高温対策や新規栽培者の確保で産地を維持したい」と話します。
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