国消国産 ワクワクする農業と地域の未来を JA晴れの国岡山

農と食Agri and Food

農業応援隊!晴れびとHarebito

真っ赤に熟れたイチゴを収穫。猛暑の影響で成長が遅れたが収穫は順調に進むの写真

株式会社みのるガーデンセンター
いちごファーム


株式会社みのるガーデンセンター
いちごファーム

果物

地域農業の一員として資材開発で支える

 株式会社みのるガーデンセンターは、3年前から赤磐市を拠点に、地域農業の一員としてイチゴ栽培に取り組んでいます。親会社である農業機械メーカー・みのる産業が開発した「イチゴエクセルキューブ」という、ポットを使わない育苗培土を使い、13アールのハウスで、「おいCベリー」や種子系品種「すず」など、5品種を栽培。直売所や市場へ出荷しているほか、いちご大福の材料として製菓店にも供給しています。資材の実証ほ場としての役割も担っています。

イチゴ栽培は暑さ対策が課題

 近年は、猛暑による生育や収穫の遅れが著しく、暑さ対策が大きな課題となっています。自社の園芸用固化培土をイチゴの育苗に試したところ、従来のポリポット苗と比べて生育が約2週間早まったことから、専用の「イチゴエクセルキューブ」を開発しました。ポットが無いため、表面からの気化熱で培土温度を下げる効果があり、病原菌の無い、無菌の培土です。

作業の負担軽減

「イチゴエクセルキューブ」を使っている農家からは、「ポットに土を詰める作業が無いので体力的に楽。ほかの作業をする時間ができる」「植え付け時にポットを外す必要が無いので、作業能率がよい」「使用済みポットの片付けや消毒が不要なのがよい」などの声が聞かれています。

安定生産に寄与したい

 現在「イチゴエクセルキューブ」は、県内の2〜3割のイチゴ農家に普及しています。ポリポットに比べ、価格が高いというデメリットはありますが、「作業の軽減や、高単価で推移する年内の販売拡大が期待でき、メリットは大きい」と担当者は話します。農家の視察も受付けており、「今後も実証を重ね、少しでも農家に役立つ技術を開発し、イチゴの安定生産に寄与したい」と意気込みます。
イチゴエクセルキューブについての問い合わせ先
みのる産業株式会社
☎ 086-955-1123
「イチゴエクセルキューブ」。挿し苗用とセル苗用があり、写真はランナーを受ける挿し苗用の写真
「イチゴエクセルキューブ」。挿し苗用とセル苗用があり、写真はランナーを受ける挿し苗用
イチゴの写真

イチゴ

 雨が少なく温暖な岡山の気候で育つイチゴは、甘さと酸味のバランスに優れています。さがほのか・紅ほっぺ・おいCベリーなどさまざまな品種があり、県内各地で栽培されています。中でも、美しい色と形、濃厚な甘さや香りに優れる「おいCベリー」を「晴苺はれいちご®」という統一ブランドとして販売し、「くだもの王国おかやま」のブランド価値を高めています。

空から望む - 赤磐市立川(街に調和する農地)

赤磐市立川(街に調和する農地)
山陽支店の写真

山陽支店

 山陽地区は、赤磐市の南西部に位置し、岡山市にも近いベッドタウンとして「ネオポリス」や「山陽団地」といった住宅街が広がります。昔から水稲・ブドウ・モモなど農業が盛んで、市街地と農業が調和する風景が特徴的です。桃源郷を思わせる景色としても名高く、初夏の夕暮れには、モモを虫などから守る防蛾灯が灯り、幻想的な夏の風物詩として多くの人を魅了し続けています。
 両宮山古墳の写真

両宮山りょうぐうざん古墳

 両宮山古墳は5世紀後半に造られた前方後円墳です。造山古墳(岡山市)、作山古墳(総社市)に次いで県内3番目の大きさを誇り、吉備の三大古墳の1つとして数えられています。墳丘の周囲は一部が埋没して水田化しているものの、水をたたえた周濠が巡っており、農業用のため池として改修・再利用されてきました。現在こうした状況を美しく残す古墳は岡山県内ではこの古墳のみであり、見学者を引きつける大きな魅力となっています。
【問い合わせ】
赤磐市教育委員会社会教育課:TEL 086-955-0710
管内のイチゴ
イチゴの写真
晴ればれレシピ

イチゴのレシピ

「晴ればれレシピ」のページでは、晴れの国岡山の旬の食材を使ったレシピを紹介しています!
直売所で新鮮な農産物を選んで、ぜひ、旬の味覚をおいしくいただいてください!
このページに関しての
お問い合わせ
JA晴れの国岡山
本店 総務部

〒713-8113 岡山県倉敷市玉島八島1510-1
TEL 086-476-1830
役員が明かすJA晴れの国岡山のヒミツ 友達登録はこちら 広報誌プレゼント応募フォームへ ページの先頭へ