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セロリを収穫する劒持さん

岡山西統括本部
山手セロリ・メロン生産組合 組合長
劒持 孝明さん(42)

岡山西統括本部
山手セロリ・メロン生産組合 組合長
劒持 孝明さん(42)

野菜

脱サラ親元就農 管理に余念なし

 祖父の代から続くセロリ栽培を受け継ごうと、10年前に脱サラし、親元就農した劒持孝明さん。3年前に規模を25アール(ハウス5棟)に拡大しました。
 暑さに弱いセロリを栽培するために重要視しているのは、生育段階ごとのかん水調整とハウス内温度の見極めです。
 6月に播種し、9月の暑い時期に植え付け。10日間は、手で直接セロリの葉に触れて乾きを確認し、1棟1時間かけて丁寧に水やりをします。生育中は、その日の気温や湿度など状況によって調整しながら、2日に1回点滴チューブによる自動装置でじっくり水を与えています。
 自動換気と巻き上げ式の併用でハウス内の室温を20度に設定し、一定に保つよう環境を整えています。急に冷たい風に当たると水分が抜けてしまうので、その日の風向きによって、ハウスの肩換気を左右で調節するなど、細心の注意を払います。
茎が折れないよう丁寧に箱に詰める。
1月から4月下旬まで1万株を出荷する
 セロリは、茎が1本でも折れると商品価値がなくなってしまうため、収穫・袋詰め・出荷準備まで全て手作業で行います。茎の曲がり具合を確認しながら、パズルを組み合わせるように1箱に10キロを詰める作業は、経験と技術が求められ、最盛期には1日250キロを出荷します。
 劒持さんが特に食べてほしいとすすめるのは、株の中心の黄色い部分。周りの茎よりもやわらかく、甘みがあります。「株ごと購入しないと味わえない。噛めばパキッという心地よい音とともに、特有のさわやかな香りを楽しむことができる。新鮮なセロリを1度食べてほしい」と力を込めます。

空から望む - 総社市山手地区
歴史ロマンの舞台 ゆっくり時が流れる

総社市山手地区の写真
 総社市南東部に位置する山手地区は、かつては「古代吉備王国」と呼ばれた吉備路地域の一部です。山陽自動車道の倉敷インターと総社インター、岡山空港からも近く、県内外からの交通の便に優れます。
 牧歌的な田園風景には、古墳などの史跡が点在。シンボルとして佇む備中国分寺の五重塔や、桃太郎伝説にまつわる文化遺産も数多く、吉備路観光のメインとなる地域の一つです。「日本の道100選」に選ばれた吉備路サイクリングロードも整い、約25キロに及ぶ自転車道は歴史に思いを馳せながら走れ、県内外のサイクリストから人気です。レンゲや菜の花など、四季折々に違った表情を見せる風景は、地元のみならず多くの人に愛されています。
 平野部が広がる一帯は、特有の温暖・少雨の恵まれた瀬戸内海気候で、農業が盛んです。水稲を中心に野菜や果樹、花きなど多種多様な農作物を栽培。特産の桃やナス、セロリなどの産地としても知られ、シーズンには一帯が桃やセロリの香りに包まれます。
最寄りのJA店舗 山手直売所「ふれあいの里」
 特産モモやブドウをはじめ、県北部から南部まで各地の農畜産物が売り場に並ぶ。店内調理室でつくる惣菜など加工品も充実。交通の便も良く、週末は県外など遠方からの訪問客でにぎわう。
晴ればれレシピ

セルリーのレシピ

「晴ればれレシピ」のページでは、晴れの国岡山の旬の食材を使ったレシピを紹介しています!
直売所で新鮮な農産物を選んで、ぜひ、旬の味覚をおいしくいただいてください!
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