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収穫期を迎えた白ネギの出来栄えを確認する赤岩さん

真庭統括本部
まにわ南部白ネギ生産組合
赤岩 優さん(29)

真庭統括本部
まにわ南部白ネギ生産組合
赤岩 優さん(29)

野菜

ナスと白ネギの2本柱で始めた農業 1年かけて芽生えた「作る責任」

 今季初めて栽培した白ネギの収穫を迎えるのが、2021年10月に就農した赤岩優さんです。障害者福祉施設を退職し真庭市にUターンした時、市内の親戚が使わなくなった農機具を有効活用しようと就農を決意。前職の就労支援の仕事を通じて利用者と一緒に野菜づくりに携わっていたことが、農業に興味を持つきっかけとなりました。
 先輩生産者や、JA・農業普及指導センターとも相談し、夏秋ナスと白ネギの栽培に着手。ナスの栽培は経験がありましたが、白ネギは植え付けも防除も全て初めてです。紹介してもらった先輩生産者の隣の畑で、見よう見まねで植え付け。土寄せや防除などの作業を同時期に行い、事あるごとに「土寄せをそろそろした方がよい」などアドバイスを受けながら栽培を進めました。
 積極的に講習会にも参加し、基本に忠実に作業。栽培期間が半年と長く、生育に不安を覚えながらも、無事に収穫期を迎え、青空に伸びたまっすぐな葉を前に「長い期間大切に育てたので愛着はひとしお」と感無量です。
 「栽培に必要な機械や苗をJAが用意してくれ、何もなくても栽培が始められる。よいものを作れば出荷先も確保できるので、栽培品目の選定がしやすかった」とJAの農業支援の強みを実感します。調製・箱詰めなどの出荷作業が共同のため、栽培に注力できるのも就農を後押しする大きな要因でした。
 就農して1年。「限られた中でよいものを作らないといけないという姿勢や考えが生まれた」と、「作る責任」を実感しています。今後は経験を積み重ね「確実に効率的によいものを作りたい」と将来を見据えます。来シーズンから少しずつ面積を広げ、着実に農業に根を下ろしていきます。

空から望む - 真庭市蒜山
西の軽井沢「蒜山高原」 観光もグルメもこよなく愛される癒やしの地

真庭市蒜山の写真
 鳥取県と隣接する岡山県最北端に位置する真庭市。その中でも随一の農業地帯を誇るのが、西の軽井沢とも称され西日本屈指のリゾート地でもある蒜山高原です。晴れた日には遠くに大山を望みます。上蒜山・中蒜山・下蒜山からなる三座には登山コースもあり、三座を縦走するコースは県内外の登山愛好家から人気です。四季折々に変化する風景は見る人を魅了してやまず、同地区の誇りとして地元のみならず多くの人から愛されています。
 観光だけでなくグルメも豊富。B級グルメの代表格「ひるぜん焼きそば」をはじめ、出荷の始まりが季節の風物詩としても伝えられる「ひるぜん大根」や、近年栽培面積が拡大してきた白ネギ・キャベツ・スイートコーンなどの栽培が盛んです。
 畜産の盛んな地区でもあり、山裾から平野部にかけ、日本一のジャージー牛の飼育を支える広大な牧草地と、戦後、入植や祖先が必死で林野を開き作り上げた畑が広がります。
 特長は何といっても、蒜山高原特有の漆黒の土「黒ボコ」。火山灰を含み、水はけと水持ちどちらも兼ね備えた土で、蒜山の良質でおいしい農産物農業を作る大切な財産です。
最寄りのJA店舗 直売所「きらめきの里」
 真庭市などが運営するネットワーク事業により、北から南まで各地域の市内のあらゆる農産物が集まります。特産の「ひるぜん大根」や白ネギなどのほか、さまざまな品種のブドウなど個性豊かなラインアップが自慢です。
管内の白ネギ
白ネギの写真
晴ればれレシピ

白ネギのレシピ

「晴ればれレシピ」のページでは、晴れの国岡山の旬の食材を使ったレシピを紹介しています!
直売所で新鮮な農産物を選んで、ぜひ、旬の味覚をおいしくいただいてください!
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〒713-8113 岡山県倉敷市玉島八島1510-1
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