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消費者の声が励みに 特産マコモダケ栽培

マコモダケを手に笑顔の美山さん
 岡山県里庄町の美山尚徳さん(83)は、同町特産で中華料理屋や天ぷらなどの食材で使われるマコモダケの栽培に励みます。就農して約15年、約12アールの水田で栽培し、9月に収穫を迎えました。
 美山さんは定年後、専業農家として就農。遊休農地となっていた土地を2年かけて整備し、本格的に農業を始めました。当時、同町では耕作放棄地の増加による地域農業の衰退が懸念されていました。地域農業を維持するため、町とJAが主体となってさまざまな野菜を試作。その中でマコモダケの栽培が始まり、美山さんも取り組むようになりました。
 栽培では、圃場(ほじょう)の草取りを徹底する他、化学肥料の使用を減らし、農薬の使用をできるだけ抑えることを意識します。今年は天候の影響で少し生育に遅れが出ましたが、梅雨時にまとまった雨が降ったことで大きく育ち、例年よりも高品質な出来となりました。
 収穫したマコモダケは、JA晴れの国岡山「里庄直売所『里ちゃん』」へ毎日出荷し、10月下旬まで販売する予定です。美山さんは「消費者からの『ことそもできたね』『大きいね』という言葉が励み。体力が続く限り、省力化を図りながら、これからもおいしいものを届けていきたい」と笑顔で話しました。
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