JA晴れの国岡山岡山東統括本部の山陽エンダイブ部会は、新型コロナウイルス禍による販売低迷を乗り越えようと奮闘しています。
シャキシャキとした食感と、独特の苦みが特徴のエンダイブ。約7割を首都圏のホテルや飲食店に出荷する高級葉物野菜です。営業自粛のあおりを受け、一時は半値以下に相場が下落。出荷制限による大量廃棄など深刻な状況となりました。全国屈指に産地、赤磐市では産地を守りたいと、部会員20人が3㌶で懸命に生産を続けています。
今年4月からはJA広域合併のメリットを活かした広域連携により、新見統括本部の焼肉レストラン「焼肉千屋牛」でサラダとして提供を始めました。
生産者の小坂さんは「新たに使いたいと声をかけてくれる飲食店があり、ありがたい。広く知ってもらいたい」と話します。
岡山市の百貨店でも取扱いが始まり、昨年を教訓に県内での認知向上と消費拡大を目指します。





