JA晴れの国岡山びほく花木生産部会では5月14日、高梁市でびほく地域芍薬共進会を開きました。
「華燭の典」「ラテンドレス」を中心に25点9品種が集まり、審査の結果、最優秀賞の高梁市長賞にピンク系「冨士」を出品した岡本美千夫さんを選びました。翌日から2日間入賞8点を高梁グリーンセンターに、そのほか出品作品をJR備中高梁駅に展示し、産地PRに努めました。
共進会では、備北広域農業普及指導センターなど関係者ら10人が、花のバランス、草丈、病害虫などについて総合的に商品性も加味し、審査しました。
今季は春先の暖かさの影響で例年に比べ出荷が1週間ほど前進しましたが、品質は良好。同部会の荒木一郎部会長は「シャクヤクは大輪の花弁が魅力。一人でも多くの人に愛でてもらい、明るい気持ちになってほしい」とPRしました。
同管内のシャクヤクは水田の転作作物として45年前に導入し、今では中国地方最大の産地。部会員45人が1.8㌶で栽培。5月下旬までに約9万本を、岡山市場や関西市場へ出荷します。





