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「カルストダイコン」出番 寒暖差で甘味増す

「カルストダイコン」を選別する作業員
 新見市草間・土橋地区にあるJAの大根選果場で5月下旬、「カルストダイコン」の出荷が始まりました。初日には約3500本(約3.5トン)を出荷し、JAの担当職員や作業員9人が作業に追われました。
 JA阿新大根部会の3戸が約5.5ヘクタールで作付け。標高400メートルのカルスト台地の昼夜の寒暖差や、「黒ボク」といわれる細かい土壌を生かして栽培することで、根がしっかりと伸び、真っすぐなダイコンに育ちます。肌が白くて甘味があり、みずみずしく日持ちするのが特徴です。2026年度は3、4月の降雨と日中の気温上昇を受けて順調に生育しています。昨年より3日程度早く、例年並みの品質に仕上がりました。夜明け前に収穫し、選果場で葉切り、水洗い、選別、長さをそろえて箱詰めし、福山、岡山、倉敷の各市場に送ります。
 一方で、中東情勢の緊迫化に伴う輸送費や資材価格の高騰に直面しています。今よりもいいものの作り、高単価での取引と産地PRにつなげるため、さまざまな品種の試験栽培や高温対策に力を入れます。
 JA担当職員は「気候変動などの影響で年々栽培が厳しくなっている。生産者の収益向上のため、いろいろなことに挑戦していく」と意気込みました。
 春ダイコンの出荷は6月末まで続き、その後は9月末から始まる秋ダイコンと合わせて年間250トンの出荷を目指します。
 
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