ＪＡは１１月２８日、倉敷市のＪＡ本店で、役員向けのコンプライアンス（法令順守）研修会を開きました。参加者は、コンプライアンスの意識を持つ重要性を再確認し、理解を深めました。
ＪＡ役職員や理事・監事ら約７０人が参加。小林裕彦法律事務所の中井美音弁護士が、近年、社会的に問題となっている不祥事の事例を挙げ、問題となった点や初動の重要性を説明しました。
魅力的な組織づくりへは①雇用制度の見直し②教育制度の充実③人事評価制度の改善④適切な評価に基づく報酬の支給⑤働きやすい職場環境の５点が必要だと説明。虚偽情報の拡散や個人情報・個人データ保護、マネーローンダリング（資金洗浄）などについても説明し、講演後は中井弁護士へ質問や感想を伝えるなどして、学びを深めました。
ＪＡの内藤敏男組合長は「不祥事を未然に防ぐには、役員の目が不可欠。コンプライアンスの徹底に力を入れたい」と話しました。