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「故郷や自然を思いながら育って」 農業、家の手伝いなど頑張る児童表彰/真庭統括本部

児童が見守る中で開かれた「二宮金次郎賞」の表彰式
真庭統括本部は2月21日、農業や家の手伝いを頑張った児童・団体をたたえる「二宮金次郎賞」の表彰式を真庭市の同市立落合小学校で開きました。種延孝副本部長が、児童の代表に表彰状と副賞を手渡しました。JA女性部員が古新聞で手作りしたエコバッグにJAグループの雑誌「ちゃぐりん」を入れ、同部の真壁真智子副部長らが、1人ずつにプレゼントしました。
JAの指導で9種類の野菜を作り、家へ持ち帰って調理に使用。タブレットで栽培の様子を撮影し、学習に取り入れました。児童は「なかなかできない体験ができた。きれいなゴボウや野菜が取れてよかった」と笑顔で話しました。式は参観日の日に行い、表彰を通じて、農業と食の大切さを保護者にも伝えました。
同賞は2004年に創設。これまで、29個人、36団体、延べ729人を表彰しており、学校からは「子どもたちの自信や他の児童の刺激になっている」と、長年続く取り組みを評価する声が届いています。JAでは「表彰を受けた児童の中には、実際に就農した児童もいる。農作業体験だけでなく、地域住民との触れ合いや伝統を通じて、故郷や自然を思う心の養成につなげてほしい」としています。
本年度は学校長から推薦のあった6団体を表彰。他に、長年地域の特産について学ぶ富原小学校の全校児童23人、神社の神事に使う米の栽培や綿、白ネギについて学んだ余野小学校の全校児童12人、JA女性部とサツマイモ栽培やコンニャクづくりを行い、地元産業の手すき和紙を学んだ樫邑小学校全校児童9人、全校で水稲を栽培し、里海米について学んだ河内小学校5年生11人、特産ヒメノモチの栽培から餅つきまで体験した新庄小学校の全校児童33人を表彰しました。
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