シキミの枝葉の清掃や束づくりをする生産者ら
加茂町シキミ生産組合は11月20日、年末の大型出荷を前に、シキミの束づくり講習会を開きました。組合員と関係者11名が参加。ベテラン生産者を見本に、枝の切り出しや不要な葉の清掃作業をしながら、束の作り方や出荷基準について確認しました。
同組合では14戸が約3㌶で栽培。昭和50年代から栽培が広がり、県内でも数少ないシキミの産地です。県内外の量販店と契約し、年末までに約1万束を出荷します。新規栽培希望者が参入しやすいよう、ベテラン生産者による指導や栽培休止園地のあっせんなどにも取り組んでいます。
産地PRや新たな販売方法についても検討を重ねています。JA担当職員は「加茂地区は岡山県内一のシキミの産地。今後も新規者の獲得や、産地の発展に取り組みたい」と話します。
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