真庭市で山菜の王様とも呼ばれる「タラの芽」の出荷が始まっています。2月15日から出荷をスタートした農家は、丁寧に1本ずつ収穫し、形と大きさをそろえてパック詰めする作業に追われています。
遮光カーテンで覆われたハウスの中は、気温20度、湿度80%に保たれ、萌黄色のタラの芽がずらりと並んでいます。ひと足早く春が感じられる季節の味として、料亭などで取り扱われる高級食材です。 正月明けて早々の1月4日から作業を始め、9日から水に漬けて加温する「ふせ込み」を始めました。生産者全体で一番乗りの出荷です。岡山の市場や直売所に3月いっぱい出荷します。
農家は「春一番の旬の味を楽しんで欲しい」と話しています。





