ＪＡ晴れの国岡山真庭女性部のフレッシュミズ部会では、今年度もドライトマト作りを始めました。規格外の野菜を使って食品ロスの削減などが目的です。
９月１４日には、真庭市の蒜山支店の加工場で、稲田晴江会長や部員がトマト５㌔を仕込み、乾燥機に入れる作業を行いました。
ドライトマトは「安全・安心な食品を子供たちに」と母親目線で開発。乾燥時間やカット方法など試作を繰り返しながら商品化しました。

品種は甘味が強く加工に合う「ロッソナポリタン」。冷涼な気候の蒜山高原で育つため、朝晩の寒暖差で甘く、ドライトマトにすることでさらに甘味や旨味が凝縮します。「そのままで食べても、料理に入れても美味しい」評判となっています。
お洒落なパッケージと可愛い見た目で昨年はＳＮＳや口コミで広がり、昨年はすぐに完売。今年は予約や、ウェブで行うフレッシュミズ交流会などを中心に販売します。
コロナ禍により久々の活動となり、稲田会長は「久しぶりの活動はやっぱり楽しい。商品が売れてくれればこの上ない」と話します。今年は８月の長雨でトマトの収量も大幅に減っており、収穫量の様子を見ながら増産を検討します。