
ホウレンソウの出荷作業を進める浅雄さん
JA晴れの国岡山の岡山久世有機の会が作る有機栽培ホウレンソウが今年も出荷の最盛を迎えています。年内は12月25日まで出荷。来年1月から2月にかけてピークを迎え、3月まで出荷が続きます。
同会は約30年前から、魚のアラを発酵させた有機肥料や菜種かす、牡蠣殻などを使った土づくりと減農薬で、12人の生産者が特別栽培に取り組み、コープこうべへ契約出荷しています。
こだわり抜いて栽培したナスやホウレンソウは、アクが少なく、上質な味に仕上がります。特に寒さを受けたこの時期は甘さが増し、「根っこまで甘く、生でも食べられる」と好評です。
妻と15㌃、5棟のハウスで栽培する浅雄さんは「根本は土。いい土を作れないと良い物ができない。手間暇かけて土づくりをしていきたい」と同会の取り組みを受け継ぎ、味にこだわり、安心安全な農産物を作りたいと意気込みます。
同会では、土の栄養分を余すことなく利用しようと、4月から10月にかけてナス、10月から3月にかけてホウレンソウを栽培する二毛作を行っており、コープこうべへ契約出荷しています。
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