農業応援隊!晴れびとHarebito
美作ぶどう部会
横山 彰彦さん(42)
美作ぶどう部会
横山 彰彦さん(42)
果物 若手生産者
祖父母が耕した畑で 納得のブドウを作る
5品種のブドウを、32アールの露地と無加温ハウスで栽培する横山彰彦さん。
2年目の収穫を終え、土づくりや土壌改良など、来シーズンにむけ、着々と準備が始まっています。
2年目の収穫を終え、土づくりや土壌改良など、来シーズンにむけ、着々と準備が始まっています。
子どもの頃から親しんだ農業
子どもの頃、祖父母の田んぼや黒大豆栽培を手伝い、農業が身近にありました。「自然の中で農業がやりたい」と思いを募らせ、生活を安定させるためには子どもたちが小さいうちにと、5年前に就農。フルーツが好きで、中でも一番好きなブドウを選びました。
研修を受けながら苗木を植え、2024年から本格的に出荷を始めました。思い出あふれる田畑に、今はブドウの樹が枝を広げています。
初めて出荷の箱詰めをしたとき「ブドウ農家になったんだな」と実感。一番に家族に食べてもらいました。「おいしい」とうれしそうな姿にパワーをもらい、「家族の理解と助けでここまできた」と話します。
研修を受けながら苗木を植え、2024年から本格的に出荷を始めました。思い出あふれる田畑に、今はブドウの樹が枝を広げています。
初めて出荷の箱詰めをしたとき「ブドウ農家になったんだな」と実感。一番に家族に食べてもらいました。「おいしい」とうれしそうな姿にパワーをもらい、「家族の理解と助けでここまできた」と話します。
壁を乗り越える
田畑に広がるブドウに思いを馳せる横山さん
園には岡山を代表する「ピオーネ」や「シャインマスカット」のほか、作業分散のために植えた晩生の品種をそろえます。
2025年はベテランでも大苦戦するほどの天候異常でした。高温と日照り後の9月は、度重なる夕立ちで、果皮が裂ける被害を多く受けました。また気候の関係で房の軸が伸び、「間引きに時間がかかり過ぎて大房になってしまった」と振り返ります。自然相手で毎年同じようにできないことに難しさを感じました。自信を持って
2025年はベテランでも大苦戦するほどの天候異常でした。高温と日照り後の9月は、度重なる夕立ちで、果皮が裂ける被害を多く受けました。また気候の関係で房の軸が伸び、「間引きに時間がかかり過ぎて大房になってしまった」と振り返ります。自然相手で毎年同じようにできないことに難しさを感じました。
自信を持って
送り出せるブドウを
現在の無加温ハウスは先輩農家の手を借り、自身で作り上げました。面積を広げ、加温栽培への挑戦も考えています。「一番の理解者である妻と一緒に農業がしたい」と話し、「手を入れた分だけ返ってくるのが農業の魅力。『食べてうれしい、おいしいブドウ』を目指し、経験を重ね、自分に厳しく、味に厳しく、納得のいくブドウを消費者に届けたい」と前を向きます。
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JA晴れの国岡山 美作アグリセンター 〒707-0003 岡山県美作市明見170-1 TEL 0868–72–9031 |
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