国消国産 ワクワクする農業と地域の未来を JA晴れの国岡山

農と食Agri and Food

農業応援隊!晴れびとHarebito

8月下旬から稲刈りを本格化させました

勝英統括本部
中島西営農組合 組合長
安藤 正樹さん(47)

勝英統括本部 中島西営農組合 組合長
安藤 正樹さん(47)

米穀

広大な農地をひとりで管理 好きな気持ちが原動力

 29ヘクタールもの広大な農地をひとりで管理する安藤正樹さん(47)。365日ほぼ休みなく、忙しい時には朝5時から夜10時まで働くことがあり、「原動力は農業が好きな気持ち」と笑顔で話します。
 小さいころ、祖父が作る米のおいしさに感動し、いつか自分でもやってみたいと自然と思うように。病院で検査技師として働きながらも、休日は農作業をする日々が続きました。近隣の農地を預かるうちに年々面積が増え、兼業では難しくなった38歳の時に就農を決意しました。
 まず、年間の作業スケジュールを策定。約140枚にも及ぶ農地の特徴や作業量が分散するよう、作付けする作物や品種を決めます。それをもとに、より緻密な作業目標を定め、着実にこなしていきます。
今年もおいしい新米に仕上がりました
 今年で就農8年目。地元農家で構成する中島西営農組合の組合長を務め、地区の約60%の農地を管理する担い手として奮闘しています。奈義町で飼育されているブランド牛「なぎビーフ®」などの飼料となるWCS(発酵粗飼料)も栽培し、耕畜連携にも取り組んでいます。
 来年からは、息子の槙哉さん(18)が就農予定。親子での経営を目指し、「米価の下落や資材の高騰など環境は厳しいが、力を合わせてやっていきたい。地域の人に愛される農家になってくれたら」と将来の担い手候補にエールを送ります。

空から望む - 勝田郡奈義町
“天高く馬肥ゆる秋„うろこ雲に黄金色映える

勝田郡奈義町の写真
那岐山連峰の南麓になだらかに広がる黄金色の田んぼ。秋晴れのうろこ雲に映える
 奈義町は、中国山地の秀峰「那岐山」の南麓に位置し、「なぎビーフ®」の産地で知られます。
 緩やかな斜面にのどかな水田地帯をなす平原、見渡す限りの広い空に開放感があふれます。8月終わりには水田が黄金に色づき、稲刈りシーズンの到来を告げます。
 水田を中心とした農業が盛んで、近年は水稲のほか、黒大豆「作州黒®」・アスパラガス・白ネギ・飼料作物など転作作物と組み合わせた複合経営が営まれています。水田のほとんどが区画整備され、10ヘクタールから20ヘクタール規模の担い手農家をはじめ、各地区で営農組合の組織化を推進。11の経営体が大型機械による効率的な作業体系を実現しています。畜産農家との耕畜連携の環境も整い、堆肥や稲わらの活用も広がります。
 一方で秋の台風シーズンとともに、農家をおびやかすのが「広戸風」です。那岐山から吹き降ろす北よりの局地風が発生し、農作物にしばしば被害をもたらしてきました。早生品種の「あきたこまち」「コシヒカリ」を主要銘柄に9月中旬には刈取りがひと段落。その後、「きぬむすめ」や黒大豆の収穫が続きます。
管内の米
米の写真
晴ればれレシピ

米のレシピ

「晴ればれレシピ」のページでは、晴れの国岡山の旬の食材を使ったレシピを紹介しています!
直売所で新鮮な農産物を選んで、ぜひ、旬の味覚をおいしくいただいてください!
このページに関しての
お問い合わせ
JA晴れの国岡山
本店 総務部

〒713-8113 岡山県倉敷市玉島八島1510-1
TEL 086-476-1830
推し名物まつりの会場へ 広報誌プレゼント応募フォームへ ページの先頭へ