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ハウス内は「アレキ」特有の芳醇な香りが立ち込める。消費者にも「ぶどう愛」が届くようにと一房づつ丁寧に収穫する浅野さん夫妻

岡山西統括本部
船穂町ぶどう部会
浅野 貴行さん(42)
   貴子さん

岡山西統括本部
船穂町ぶどう部会
浅野 貴行さん(42)貴子さん

果物

あふれる「ぶどう愛」一途に産地を守る

 倉敷市船穂町で「実家のブドウ園を継ぎたい」と2008年に就農した浅野さん。作業に追われる両親の姿を幼い頃から間近で見て育ち、「家族の協力がないとできない」とためらいを感じながらも妻の貴子さんに背中を押されたことで気持ちが吹っ切れ、二人三脚でのブドウ作りを決心しました。
 就農当初は、栽培に苦労したといいます。徹底した温度管理と、土や水、枝葉の管理を行い、もっとも重要な房づくりでは、アレキの場合一房2000粒から100粒に減らし、さらに実が太ると約40〜50粒まで間引きます。気温の変化や生育に気を配り、少しの変化も見逃さないように心がけています。 今は両親と一緒に、「マスカット・オブ・アレキサンドリア」「シャインマスカット」「ピオーネ」をハウス加温・無加温あわせて75㌃で栽培。通常は家族で役割分担していますが、全員がすべての作業を習得し、不測の事態でも途切れなく管理できるよう備えています。

加温栽培に欠かせない暖房機
 農業は状況に応じた判断が作柄を左右します。「成功も失敗も自分の責任なので学べることが多く、個人経営だからこそチャレンジしやすい」。家族と一緒にいられるのも魅力といい、自分の考えでやりたいようにできる農業を楽しんでいます。
 丹精込めて育てたブドウは、まるで我が子のようにかわいく、満足のいく房ができた時には「出荷するのが惜しく、そのまま残したこともある」と目を細めます。
 部会内に同年代の農家も多く、仲間と切磋琢磨しながら、技術を受け継ぎ産地を盛り立てています。
南向きの傾斜地に建てられたハウスは、換気性が良く病害の抑制にもつながっている

空から望む - 倉敷市船穂町
極早期加温ブドウの先駆け 130年の歴史をつなぐ

倉敷市船穂町の写真
 県内屈指の加温ブドウの一大産地を形成する倉敷市船穂町。西北部の標高30〜100メートルの南向きの丘陵地には、煙突がのぞくハウスが斜面に密集します。張り巡らされた農道、石積みの畑からは歴史を感じることができます。
 同町にブドウが植え付けられたのは、1893(明治26)年。船穂町果樹園芸の始祖といわれる中原有昇氏が「カトーバ」という品種を栽培したのが始まりです。当時は倉敷など近くに市場がなく、岡山の市場へ籠に入れ、人がかついで出荷していたと郷土史につづられています。
 今も代表品種の一つとして受け継がれるのが「マスカット・オブ・アレキサンドリア(アレキ)」。温室栽培により1951(昭和26)年に取り入れられました。当時の温室は木造ガラス張りの単棟。伝統的な温湯循環方式により、温室外で木炭や石炭で湯を沸かし、温室内の鉄管に通して暖房していたといいます。1967(昭和42)年には備南畑かん事業の完工によって果樹地のかん水が整い、定置配管による共同防除施設の活用などで、省力化と高品質な生産ができるようになりました。
管内のブドウ
ブドウの写真
晴ればれレシピ

ブドウのレシピ

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直売所で新鮮な農産物を選んで、ぜひ、旬の味覚をおいしくいただいてください!
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