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旧矢掛支店を訓練に提供 西日本豪雨の教訓生かす

JAの旧支店を使って要救助者を助け出す訓練をする署員らの写真
JAの旧支店を使って要救助者を助け出す訓練をする署員ら

 倉敷かさや統括本部矢掛支店は12月下旬、井原地区消防組合の震災救助活動訓練に協力しました。解体前の旧矢掛支店を訓練場所に提供。JA施設を活用した訓練は初の取り組みです。

 2018年7月の西日本豪雨によって、統廃合した旧矢掛西支店は1.5メートル、矢掛宿場の青空市「きらり」は1.8メートル浸水するなど、甚大な被害を受けました。被災の教訓を生かし、地域とJAが一体となって防災に取り組もうと同消防組合の要請を受けて、訓練に旧矢掛支店を提供。訓練では、同消防組合の井原消防署・矢掛出張所・美星分駐所・芳井分駐所から2日間で延べ38人が参加しました。

 旧矢掛支店は鉄筋コンクリート造りで築50年以上。建物内に要救助者が取り残されたという設定で、署員らがハンマードリルやエンジンカッターで建物内の壁や床に救出のための穴を開けて救助しました。

 消防組合訓練統括の三宅勝也係長は「同消防組合初の訓練で、実際にやってみると予想以上に困難なことが確認でき、どれだけの活動が可能なのかがわかった」と気を引き締めていました。

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