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特産ブドウ最終「紫苑」 12月下旬まで出荷

「紫苑」の品質を確認する橋本部会長の写真
「紫苑」の品質を確認する橋本部会長

 特産ブドウの最後を締めくくる「紫苑」が出番を迎えました。出荷初日の9月30日には、吉備路温室ぶどう部会(総社市)と、浅原園芸組合(倉敷市)が計174kgを東京・大阪、岡山市場などへ送りました。

 「紫苑」は、ワインレッドの果皮で糖度が高く、肉質が柔らかいのが特徴。出荷は12月下旬まで続き、冬にも楽しめる県の次世代フルーツとして期待がかかります。

 吉備路温室ぶどう部会の橋本徳典部会長は「長雨や日照不足など栽培管理に苦労したが、品質への影響はなく、おいしく仕上がった。家庭でぜひ味わってほしい」と自信をのぞかせます。

 岡山西統括本部では「紫苑」を約2.3haで栽培し、30tの出荷を見込んでいます。

紫苑の写真
管内の紫苑
 ワインレッドの美しい姿にまず目を引かれますが、肉質は柔らか、糖度も高く、種無し、皮離れもよく、甘くて食べやすいブドウです。
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