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赤坂ぶどう部会
王賀おおが 雅夫まさおさん(39)


赤坂ぶどう部会
王賀おおが 雅夫まさおさん(39)

果物 若手生産者

家族と歩む農業の道 地元・赤磐で夢を育てる

 生まれ育った赤磐市で就農して2年目、今年の夏に初めての出荷を迎えました。果物が大好きな妻と子どもに背中を押され農業の道に飛び込みました。

就農のきっかけは「家族」

 もともとは整骨院に勤務していましたが、帰宅時間が遅く、子どもと過ごす時間がなかなか取れない日々が続いていました。兼業農家だった両親の農地を今後どうするかという話も重なり、「子どもと過ごす時間を大切にしたい」と農家への転身を決意しました。現在では、妻や子どもが間引きなどの作業を手伝ってくれるようになり、家族の距離もぐっと縮まったと感じています。

支えとなる部会の先輩たち

 栽培はまだ手探りの状態ですが、所属する部会の先輩たちの存在が大きな支えとなっています。年齢に関係なく仲がよく、疑問があればすぐに相談できます。すぐに出荷が可能なほ場を見つけられたのも、部会の協力があってこそ。「頼りになる先輩ばかりで、安心して農業を始めることができた」と話します。

バイト掛け持ちで作業

 就農当初は収入が安定せず、農作業を終えた後に夜から朝方までアルバイトをする日々が続きました。「睡眠2時間、これが一番つらかった」と当時を振り返ります。ようやく迎えた初出荷にほっと胸をなでおろします。

新たな挑戦と広がる夢

 現在は約20アール、2棟のハウスで栽培をしています。1棟は親から引き継いだ田んぼを畑に変え、「シャインマスカット」を新植しました。もう1棟は地域の生産者から受け継いだもので、「瀬戸ジャイアンツ」と「マスカットビオレ」を栽培しています。今後は部会が力を入れる「ピオーネ」の導入も視野に入れます。
 「農業を始めてから、地元への愛着がより一層深まった」と話し、さらに技術を磨き部会を盛り上げ、産地の魅力をもっと多くの人に届けていきたいと考えています。
 「新たな挑戦が大好き。いずれは規模を拡大し、ほかの作物にも挑戦していきたい」と、夢は広がります。
管内のブドウ
ブドウの写真
晴ればれレシピ

ブドウのレシピ

「晴ればれレシピ」のページでは、晴れの国岡山の旬の食材を使ったレシピを紹介しています!
直売所で新鮮な農産物を選んで、ぜひ、旬の味覚をおいしくいただいてください!
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岡山東基幹アグリセンター

〒709-0876 岡山県岡山市東区瀬戸町光明谷195
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