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中央ぶどう部会
みね ゆりあさん(52)


中央ぶどう部会
みね ゆりあさん(52)

果物 若手生産者

宝石のようなブドウを作りたい

 東京で美容会社を長年経営していた峯ゆりあさん。「人生の後半は故郷に帰り、自然の中で暮らしたい、故郷と両親に恩返しがしたい」という気持ちが芽生え、出身地の津山市に隣接する美咲町の地域おこし協力隊を経てブドウ農家に転身しました。

ブドウとの出会い

 協力隊で地域の特産や産業を見て回った際に同町がブドウの産地だと知り、訪れた畑で鈴なりの実に一目惚れ。「ブドウ農家になりたい」と一念発起しました。「素晴らしいブドウを作る農家がたくさんいて、ブドウは畑の宝石と教わった」と話します。
 2020年から町の農業塾や県の施設で研修を受け、2022年12月に「白ゆり葡萄園」を開園しました。現在30アールで「ピオーネ」「シャインマスカット」「オーロラブラック」など31本を栽培。いよいよこの秋に初出荷を迎えました。
 「ブドウの木もファミリーと同じ」と、全ての木に名前を付けています。自身も4月に入籍したばかり。夫の信二さんからプロポーズを受けた場所にちなんだ「出雲」、風が通る場所に植えた「ナウシカ」など、1本1本に愛情をたっぷり注ぎます。
愛犬「リリー」・夫の信二さんとともにブドウを育てる

たくさんの人の協力なくしてブドウは作れない

 信二さんはスプリンクラーの設置や土づくりなど、環境整備をバックアップ。地域の人も、ブドウ栽培の師匠を紹介してくれたり、棚づくりの土木工事の手助けをしてくれました。今年の渇水の際には、ため池の水をたっぷり利用させてもらうなど、惜しまず手を差し伸べてくれました。師匠からは農業を基礎から教わるなど、就農から今日まで、たくさんの人にお世話になったといいます。
 「最初に一目惚れしたあの宝石のようなブドウを作りたい。やっとスタート地点に立ち、農家の凄さがわかった。食べた人が笑顔になるようなおいしいブドウを作ることで地域に恩返ししたい。農業の楽しさを発信して地域の活性化につなげていきたい」と前を向きます。
管内のブドウ
ブドウの写真
晴ればれレシピ

ブドウのレシピ

「晴ればれレシピ」のページでは、晴れの国岡山の旬の食材を使ったレシピを紹介しています!
直売所で新鮮な農産物を選んで、ぜひ、旬の味覚をおいしくいただいてください!
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津山南部アグリセンター

〒709-3703 岡山県久米郡美咲町打穴中1223
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