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「オーロラブラック」 産地化へ研修

研修の様子
研修の様子
撮影場所:真庭市

 JA晴れの国岡山まにわぶどう部会は10月13日、県内で栽培面積拡大を目指すブドウ「オーロラブラック」の栽培研修会を真庭市の蒜山地区で開きました。約20人が参加し、圃場(ほじょう)や県の寒冷地試験場を見学し、着色向上などについて学びました。
 「オーロラブラック」は県が育成し、2003年に品種登録した岡山県生まれの黒系品種。大粒で種なし、高糖度が特徴。酸味や皮の渋味が少なく、人気が高まっています。収穫適期が「ニューピオーネ」より長く、脱粒しにくいため、輸出用にも期待されます。
 蒜山地区は、標高が高く気温が低いため、通常のブドウは酸の抜けが悪くなりますが、「オーロラブラック」は酸が抜けやすく、寒暖差で着色も良好で高品質に仕上がります。また、通常より遅い10月下旬まで出荷するため、高単価が期待できます。
 県真庭農業普及指導センターはJAと協力し、同地区での栽培を推進しています。房づくりやホルモン処理の仕方のマニュアルを冊子にして配り、栽培を呼び掛けています。
 10アールでブドウを栽培する就農1年目の間宮沙美さん(28)は「摘粒の仕方や色づきのポイントが勉強になった」と話しました。

オーロラブラックの写真
管内のオーロラブラック
 大粒、種無し、高糖度で食べやすく、岡山県のオリジナル品種ということもあり、岡山県としても推している次世代ブドウです。
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