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8品種約150本を栽培する園地の写真

浅原園芸組合
田邉たなべ 直也なおやさん(30)


浅原園芸組合
田邉たなべ 直也なおやさん(30)

果物 若手生産者

おいしさに魅了され就農 笑顔あふれるモモを

 倉敷市浅原地区は県内有数のモモ産地であり、浅原園芸組合は第50回日本農業賞「集団組織の部」で優秀賞を受賞した実績を持ちます。この地で今年4月に就農した田邉直也さんは、約1.5ヘクタールの園地で、「清水白桃」をはじめとする8品種約150本を栽培しています。自宅から車で片道約20分かけて園地に通い、日々モモづくりに励んでいます。

地域に貢献したい

 前職は消防局に勤めていました。通勤途中に目にするモモの花の美しさや、その果実のおいしさに魅了され、農業に興味を持ちました。県の就農オリエンテーションに参加し産地を訪問するなかで、地元倉敷市の浅原園芸組合の取り組みが自分に合っていると感じ転職を決意しました。「消防と同じように、農業も地域や人のために役立つ仕事だと思う。つらい作業があっても、その先に食べて喜んでくれる人の笑顔があると思うと励みになる。産地を盛り上げ地域に貢献したい」と意欲的に取り組んでいます。

親方や仲間との絆

 研修を始めてから1年2ヵ月。栽培をやめた農家の園地を成木ごと借りることができ、当初の予定より早く就農が実現しました。研修中は、先輩農家のもとで学び、品種ごとに味や特長が異なることや、収穫は果実を傷つけないように行う繊細な作業であることを実感しました。技術や知識をさらに身に付け、先輩農家が育てる立派な樹木を目標に奮闘します。「自分一人では品質のよいモモがつくれるか不安はあるが、同組合には新規農業者が7人いる。年配と若手の間に壁もなく、仲間として受け入れてもらえ、しっかりコミュニケーションがとれる」と話します。

「矢野賞」を目指して

 「子どもを育てるように大切に栽培し、自分も食べた人もみんなが『おいしい』と笑顔になるモモをつくる。農業振興に貢献する県内の青年農業者に贈られる『矢野賞』をいつか受賞したい」と意気込みます。
管内の白桃
白桃の写真
晴ればれレシピ

白桃のレシピ

「晴ればれレシピ」のページでは、晴れの国岡山の旬の食材を使ったレシピを紹介しています!
直売所で新鮮な農産物を選んで、ぜひ、旬の味覚をおいしくいただいてください!
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