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シャインマスカット販売過去最高額/岡山西統括本部

産地の信頼を高めようと栽培管理に励む浅野部会長

 

JA晴れの国岡山では、2020年度の「シャインマスカット」販売額が22億9300万円(税別)となりました。トップの岡山西統括本部は、前年度比106%の10億7500万円(税別)に達し、過去最高だった前年度を上回る実績となりました。天候不順による気温の変動が大きく生産面で苦労する年となりましたが、産地力の発揮や営農指導の強化、農家の生産技術向上による高品質栽培が成果となり、高値販売につながりました。

近年「シャインマスカット」は、皮ごと食べられる種なしブドウとして消費者に浸透し、味や棚持ちの良さなどもあり市場からの需要が拡大しています。同統括管内の産地でも他品種からの改植が進み、2019年度には販売額が10億円の大台に乗り、ブドウ販売金額のトップとなっています。5月下旬から12月中旬まで、東京や大阪、広島、岡山などの市場に出荷。1キロ単価は2579円となりました。

2020年度は、コロナ禍の影響で果実専門店や百貨店での販売が厳しい中、スーパーが好調で、優品中心に販路を拡大しました。一方で全国的に数量増、品質が向上する中、産地間競争も激化しています。

同統括管内で、「シャインマスカット」の販売金額が56%を占める船穂町ぶどう部会は、年々栽培面積が増加しており、ブドウ出荷割合の過半を超えます。摘粒など栽培管理の手間も少ないメリットに加え、同地区産は房作りの良さと高い品質で、市場からも高い評価を得ています。同部会の浅野三門部会長は「昨年度は天候不順に苦しんだが、生産者の努力により単価を確保できた。消費者の期待に応える出荷につなげたい」と、今シーズンの生産に意欲を見せます。

同統括本部は、生産技術のさらなる高位平準化を目指し、講習会や園地巡回を行うとともに、一層のブランド力の強化と品質の向上により、販売高の拡大と、生産者の手取り増大につなげていきます。

 

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