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秋の彼岸に向けシキミ出荷／加茂シキミ生産組合
シキミを収獲する山下さん
ＪＡ晴れの国岡山加茂シキミ生産組合では、秋の彼岸に向けたシキミの出荷作業が最盛期を迎えました。県内でも数少ないシキミの産地として県内外の量販店と契約し、彼岸までに約７千束を出荷します。
同組合は１４戸が約３㌶で栽培。早朝から収穫し、不要な枝葉を除去して整えます。組合員の高齢化で、作業負担の軽減と担い手の確保が課題となっています。
農事組合法人さいのたに代表の山下英男さんは、休止圃場を継承してシキミの栽培を始めました。数年かけて樹形を整え、作業効率を高めました。農業体験者を受け入れるなど、後継者育成にも取り組みます。
山下さんは「シキミを店で見かけたら手にとってもらいたい」と話しています。
