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井原市産シャクヤク新たな販路に期待/井原市薬用作物部会

シャクヤクの出来を確認する生産者

JA晴れの国岡山井原市薬用作物部会は、今年度初めてJA全農の通販サイト「JAタウン」でシャクヤクの販売に乗り出しました。自宅で花を楽しむ人やギフト需要を見込み、4月下旬から1ケース20本入り(税込3200円)で注文を受け付け、県内外に発送しました。
同部会は、地域の耕作放棄地の解消、薬用シャクヤクの普及・産地化を目指して、部会員17人が1.3㌶で栽培に取り組んでいます。漢方の材料となる生根を製薬会社へ出荷し、2022年からは副産物の花にも着目。本格的に岡山・広島市場に出荷するほか、JA直売所でも販売し、農家所得向上につなげます。
森本潔部会長は「JAタウンでの販売は初めてだったが、売れ行きはまずまず。知名度を高め、花と根の両輪で地域を盛り上げていきたい」と展望します。

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