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親子二人三脚でハウス桃栽培/勝央町

二人三脚でハウス桃を守る石川さん親子

岡山県勝田郡勝央町の石川裕之さん(46)と、母の里江さん(69)は、県内唯一のハウス桃栽培のに取り組んでいます。3連棟のハウス13a㌃で、生育中のものも含め「はなよめ」「白鳳」など5品種34本を育てています。

1989年ごろからハウスで桃を栽培してきた石川さん。当時10数件がハウスで桃を栽培していましたが、担い手不足や大雪による施設倒壊などが原因で徐々に減り、約20年前には石川さん1戸になりました。
「全国的にもハウス桃は少なく、露地より高値で販売されること、温度や水管理がしやすく、品質を一定に保つことができる」とハウス栽培を続けています。
数年前、燃油の高騰や高い所の作業への不安などが重なり、里江さんが離農を考え始めたころ、東京で働いていた裕之さんが就農を決意。桃の栽培技術を学ぶのなら体力や物覚えがよく、新しい発想ができる若い内に始めようと仕事を辞めてUターンし、就農して5年目を迎えます。
「まだまだ教えることがたくさんある。失敗をしながら学んでほしい」と里江さんは見守ります。
少しずつ古い木を切って植え替える作業も進める裕之さん。燃油の高騰や冬の厳しさも増し、数年前の倍ほどの経費もかかりますが、それでも「楽しみにしてくれる消費者に届けたい」と親子二人三脚で作業を進め、今年も4月下旬から出荷を始めています。

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