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簡易雨よけアスパラ推進

雨よけ施設で作業する髙畑さん

JA晴れの国岡山では、消費動向が良く、価格も安定しているアスパラガスを同JAの統一推進品目に指定し、全域で産地育成、栽培振興に力を入れています。生産者の高齢化や、10年を超えた栽培株が増えるなど、新規生産者確保や面積拡大などの対策が急務として、JA全体を挙げての栽培推進を始めました。
取り組みの一環として、簡易な施設による雨よけ栽培を推進。本格的なハウスより安価で導入でき、新規栽培者の参入や面積の拡大につながると期待します。

雨よけ栽培では、従来のハウスとは異なり、天井だけを被覆した簡易な雨よけ施設を使用。降雨による地面の跳ね返りが原因の茎枯病を抑制できます。

同JA津山統括本部管内で唯一雨よけ栽培を行う就農2年目の髙畑信哉さん(39)は、自然と触れ合える仕事がしたいと、Uターンし就農。収穫期間が長く、収益性が高いこと、軽量で作業しやすいことなどからアスパラガスの栽培を決めました。栽培を始めるタイミングで、普及指導センターから野菜を栽培していた生産者のハウス3棟を雨よけ施設として譲り受ける提案があり導入。

ほぼ一人で組み立て、昨年5月の定植に間に合うよう完成しました。ビニールは一年中張ったまま栽培します。「初めての栽培で防除に手が回らないときもあったが、雨に当たらず病気の発生を防げた」と手応えを感じています。

JAの担当者は「ハウスより低コストで雨による病気の回避、収量のアップが期待できる。露地よりやや早く収穫できる。雨よけ栽培の導入でアスパラガスの取り組みやすさをPRしたい」と話しています。

 

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