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「家庭菜園楽しんで」高校生が育てた苗販売/新見市

野菜や苗を対面販売する生徒

岡山県立新見高校生物生産科は、新見市のJA晴れの国岡山宗金グリーンセンターで野菜と花の苗を販売し、地域住民に家庭菜園の楽しさを伝えています。学内の施設で種まきから学び、20品目以上の合計1万ポットを丹精込めて育てました。4月中旬には、品種や品目の特性などを生徒が説明しながら対面販売しました。

苗は、2年生と3年生が実習で育て、朝晩には被覆資材で細くハウス内の温度を調整しました。寒暖差が大きく生育管理に苦労しましたが、茎が太く、色が濃く、葉も旺盛な苗に仕上がりました。

急激な気温変化に対処が遅れ、苗が焼けてしまう失敗も乗り越えました。生徒たちは「土から芽が顔を出し、生長するのがうれしかった」「天候が相手の難しさを感じた」などと学びの成果を話します。

野菜はトマト、長ナス、ピーマン、キュウリ、シシトウ、トウモロコシなどを揃えました。花はペチュニア、センニチコウ、コリウス、マリーゴールドなどが店頭を彩ります。来店客は「地元の高校生が育てた苗だから愛着がわく。大切に手入れして収穫を味わいたい」と目を細めました。

5月末まで校内や同資材店で販売。同店の担当者は「農業に興味を持ってもらうきっかけになっている。土に触れ野菜を育てる喜びを感じてほしい」と話しています。

 

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