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特色ある米づくり/真庭統括本部

 

田植えを楽しむ参加者

 

JA晴れの国岡山真庭統括本部では「特色ある米づくり」として、「アキヒカリ」「ヒメノモチ」「ヒノヒカリ」「きぬむすめ」「里海米のあきたこまち」「コシヒカリ」を栽培する生産組織を各地域で設立し、地域を挙げて売れる米作りに取り組んでいます。
真庭ヒノヒカリ・きぬむすめ生産振興協議会では2021年度、346戸が約170㌶で真庭統括本部の奨励品目の「ヒノヒカリ」「きぬむすめ」を栽培。約7,800俵を出荷しています。
瀬戸内海産の牡蠣殻100%を利用した肥料を散布して栽培するJAグループ岡山のブランド米「里海米」にも積極的に取り組みます。2018年から「里海米」への取り組みをスタートし、ブラント価値を上げ「売れる米づくり」につなげています。同協議会ではJAが散布を請け負い、散布面積が大幅に拡大。同統括本部が県内最大の里海米産地となっています。
同協議会の「ヒノヒカリ」は関西の米穀販売店などで作る米穀販売グループ「岡山・晴天の会」を通じて全量を販売。同グループからは協議会設立当初から販売強化に向けた付加価値の向上が求められてきました。「里海米」は持続可能な開発目標(SDGs)にもつながる循環型農業として、環境問題やエシカル消費などに興味を持つ消費者からも注目を集め、手に取るきっかけとなっています。


6月12日には、真庭市下河内の田んぼで田植え交流会を開きました。生産者、実需者、消費者が「顔の見える交流」を続けようと、設立以来15年間、田植えや稲刈りを通じて交流を行ってきました。新型コロナウイルス禍のため人数を制限し、3年ぶりの開催となりました。販売店と共に毎年参加してきた60代~70代の女性4人グループは「毎年来てこの風やきれいな空気の中で育っている米なのを知り、安心して購入している。里にも海にも優しい里海米の取り組みに大変共感している」と話します。
「岡山・晴天の会」の会長を務める(株)いづよねの川崎恭雄さんは「米価が下がっているが、里海米として販売することでSDGsへの取り組みを消費者に理解してもらい、ブランド価値を高めることで、しっかりした価格で売っていきたい。交流をPRすることで産地の信頼度も上げていく」と話します。

3年ぶりの田植えに笑顔の参加者
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