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ブドウ過去最高18.3億円突破/びほくぶどう生産部会

 

藤井部会長(中央)ら関係者が喜びを分かち合いました

JA晴れの国岡山びほくぶどう生産部会は、2021年度のブドウ販売が過去最高の18億3000万円を突破しました。12月23日には高梁市で販売実績報告会を行い、部会員や市場・行政関係者ら約50人が喜びを分かち合いました。
本年度は7月のハウス「ピオーネ」の出荷から、主力の露地「ピオーネ」「シャインマスカット」に加え、終盤の冷蔵用「オーロラブラック」「シャインマスカット」まで半年間に及ぶ長期出荷で、販売金額を積み上げてきました。中国の代表的な節句のひとつである中秋節に「ピオーネ」の最盛期が重なったことや、ミカンなど他品目との競合が少なく、ブドウの売り場を長く確保できたこと、新型コロナウィルス下によるお家需要も好調な販売の追い風になったとみています。


同部会は、2010年に旧JAびほく管内にあった17の部会を統合。マニュアルによる栽培技術向上、全国7市場への販売先集約、全国初となる色彩選別カメラを導入した2大選果場体制の構築で、選果の高位平準化を実現。マーケティングにも力を入れ、ブランド「天空の実り」「美王」を前面に押し出した戦略を展開してきました。
部会員623人の産地維持に対する熱意と誇りに加え、さまざまな部会の取り組みも重なり、目標としていた16億円を大きく上回る販売金額を達成しました。
藤井功雄部会長は「秀品率が高まる房づくりをすることで、さらなるブランド力と農家所得の向上につなげていく」と力を込めました。

 

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