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春到来「まびのたけのこ」出荷始まる/真備町

荷姿を確認する生産者

県内最大のタケノコの産地、倉敷市真備町地区で2月20日、「まびのたけのこ」の出荷が始まりました。5月上旬まで県内を中心に東京や福山市場に出荷します。
JA晴れの国岡山真備筍生産組合の約120戸が約30㌶で生産するタケノコは、粘土質の赤土で育つため、白くて柔らかくエグ味が少ないのが特徴です。初日は8人が、19㌔を真備町のJAマキビ選果場に朝掘りしたタケノコを持ち込み、生産者とJA職員が形や傷、重さなど確認しました。年明け以降、断続的に続く寒波の影響などから前年の47.3㌔を大きく下回る初出荷となりました。
本年度から選果の手間を省き、生産者の労力軽減につなげようと、バラ出荷の出荷規格を見直ました。これまで2S(100㌘以上)~3L(700㌘以上)まで6階級あった規格を、2S~M以下とL以上の2つに集約しました。
同生産組合の蛭田純司組合長は「出足に遅れがみられるが、天候の回復とともに順調な出荷を見込む。さまざまな料理で楽しんでほしい」と期待します。
JA担当者は「産地の状況を市場へ伝え、計画的な販売を目指す」と話しました。

 

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