国消国産 ワクワクする農業と地域の未来を JA晴れの国岡山

お知らせNEWS

トピックス

更新日

大空から大地の仕事へ/美作市

ブドウの手入れをする宮脇さん

岡山県美作市で4月から本格就農する宮脇舞子さん(33)。
日本航空(JAL)の国際線で客室乗務員(CA)をしていた宮脇さんは、コロナ禍で仕事が減って時間が出来た際、出身地の同市大原地区で祖父母が営むブドウ園の栽培を手伝ったことがきっかけで、植物や自然に触れる楽しさに気づきました。
祖父母の離農を聞き、仕事をやめて一から農業をやってみようと就農を決意。県の研修制度を利用し、昨年4月からJA晴れの国岡山美作ぶどう部会の生産者の元で年間通して作業を経験してきました。春には祖父母の畑12㌃を本格的に引き継ぎ、さらに18㌃の畑に「ピオーネ」「シャインマスカット」、ブドウの中で一番好きだという「マスカサーティーン」などを新植し、秋にはハウスも建設予定です。
2021年に就農セミナーを訪れた際は、経歴を見た生産者から就農を止められましたが、翌年もう一度セミナーを訪れたことで決意が認められ、就農へ動き始めました。
1年間の研修を通して様々な品種の手入れを学び、「品種ごとに技術や作業時期が違うことなど、実物を見て教えてもらったことで教科書ではわからないたくさんのことを学べた。1つ1つが充実して時間が経つのが早く感じた」と話す宮脇さん。世界中を飛び回り忙しい生活をしていたころと比べ、「規則正しい毎日で、心身ともに健康になり、研修もプライベートも充実した一年となった」と振り返ります。
部会や新規就農者の勉強会などにも参加し、同じブドウを栽培する仲間もできました。若手だからできるSNSなどのネットワークを使い、新しい人を地域に呼び込めるような農家になりたいと展望します。「しっかり肩のはった甘くて美味しいブドウを作って消費者に届けることを目指して、地域とのつながりを大切に、大原で頑張りたい」と今後を語ります。

 

≫JA晴れの国岡山のブドウについてはこちら

 


 

推し名物まつりの会場へ 広報誌プレゼント応募フォームへ ページの先頭へ