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刈り取りを間近に控えた小麦「せときらら」の生育を確認する井上代表の写真

JA晴れの国岡山 津山統括本部
農事組合法人フレンドファーム福井
代表理事 井上 好雄 さん(71)

JA晴れの国岡山 津山統括本部
農事組合法人フレンドファーム福井
代表理事 井上 好雄 さん(71)

米穀

「おいしい!」津山小麦を県内に広めたい

刈り取りに向け、草刈りをする同法人のメンバー

 岡山県津山市では麦秋を迎え、刈り取りが進んでいます。
 市街から車で約15分。70代12人で構成する、農事組合法人フレンドファーム福井が、水田転作作物として5.5ヘクタールで栽培する、強力粉用小麦「せときらら」が一面に広がります。同法人は「農地=地域を守る」を基本理念に掲げ、高齢化や後継者不足の受け皿として2014年に発足。小麦のほか、「コシヒカリ」「あきたこまち」など水稲15ヘクタール、黒大豆と津山地区在来種「ごんご豆」を40アールで栽培し、複合経営をしています。
 経営健全化のため、JAのすすめで設立当初から小麦を導入。水稲と同じ機械を使えるのも大きな利点で、乾燥調整まで一貫して手掛けます。請負農地は同地区の半数近くに及び、小麦一作と、水稲との二毛作を組み合わせながら、例年、玄麦18トンを出荷するまでに規模を拡大してきました。

ハウスの中で圃場の様子を見る橋下さんの写真

 「〝おいしい〞津山小麦を県内に広めたい」と代表理事を務める井上好雄さん(71)は、先を見据えます。業者からの要望も強く、津山産小麦を配合したパンのファンが増えたと嬉しい声も聞こえてきます。
 製粉会社が求めるタンパク質含有量を満たすため、基本の栽培方法に沿いながら実肥を施すなど気を配ります。ブームスプレーヤーを使い、実肥と病害虫防除を併せて施用することで、作業効率化や省力化、経費削減につなげています。
 総務省の家計調査査で2018〜2020年のパンの消費が全国屈指の岡山県。小麦需要は高く「『津山のほほえみ®』で作ったおいしいパンをたくさんの人に食べてほしい」と同法人や津山統括本部は、期待をかけています。
 井上代表は「小麦との複合経営で安定化を図り、担い手に魅力ある組織づくりを目指していきたい」と話しました。

空から望む - 津山市福井 初夏の風物詩 豊穣の麦秋と早苗

津山市福井の写真
 津山市は県北東部に位置し、山陰と山陽の結節点として栄え、津山藩の城下町としての面影も今に伝えます。地形は標高1000〜1200メートルの山間部から標高100〜200メートル帯の「津山盆地」で形成され、都市と自然が融合する豊かな表情を見せます。
 盆地内は県内三大河川の一つ「吉井川」が横断し、広い平野面積や豊かな水を生かして昔から農業が盛んです。このうち福井地区は、市内中心部より車で15分ほど東方向に進んだ勝央町との境にあります。吉井川支流の広戸川沿いに田園風景が広がり、区画整備された水田の傍に民家が点在する地区です。最近では水田転作品目の一つとしてJAなどが推進する小麦を作付け、温暖な気候を生かして水稲との二毛作を実現しています。
 6月上旬には麦秋を迎え、農家は梅雨の晴れ間をうかがいながら収穫を急ぎます。麦わらをすき込んで水を張り、7月上旬には水稲「きぬむすめ」の田植えに移ります。
麦の写真
管内の麦についてはこちら
 小麦・大麦は県下全域で生産されていますが、津山地域の小麦を「津山小麦」として産地づくり・ブランド化を進めています。
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