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トマトの生長を感じながら入念に肥培管理に励む原さんの写真

JA晴れの国岡山新見統括本部
阿新トマト部会
[就農1年目]

原  健二 さん(49)

JA晴れの国岡山新見統括本部
阿新トマト部会
[就農1年目]
原 健二 さん(49)

野菜

一人前になって恩返し トマトで晴れて就農

 JA晴れの国岡山阿新トマト部会の新規就農者として、今年から栽培を始めた原健二さん(49)。生長を感じながら入念に肥培管理に励みます。
 横浜市出身で、サラリーマン一家で育ちました。脱サラによる人生設計を描き、職種を模索。たまたま訪れた東京の就農セミナーで、「地方へ移住して農業を始めるという生き方があるんだ」と気づき、岡山県での体験見学に参加。トマトが好きだったことも意欲をかき立て、新見市へ移り住みました。
 県・市の支援制度を活用し、新見統括本部が営む農場で、1年間研修。ひと通りの作業を経験しながら栽培ノウハウを身に着け、わからないことは周りの農家に教わりました。研修で使った農地やハウス4棟13アールは、JAからリースを受けました。

箱詰めしたトマトを持って笑顔の原さんの写真

 春からの就農に向けて準備は万全でしたが、4月中旬に雨混じりの雪がハウスを襲いました。ストーブを焚き、夜通し必死に雪を降ろしました。2500本の定植には部会員10人が駆け付け、「経済的な余裕も人脈もなかったので、本当にうれしくありがたかった。立派なトマトを出荷して、一人前になることで恩返ししたい」と振り返ります。
 日々、トマトと向き合い、「人が生きる上で、欠かせない食に携わる農業はシンプルによい生き方」と実感。10月中旬まで途切れなく出荷したいと気を引き締めます。

天候や土壌、生育具合を考慮しながら施肥量をコントロールの写真
トマトの写真
管内のトマト
 甘みが強く、適度な酸味が特徴の「桃太郎トマト」を主に生産しており、高梁市、新見市、真庭市の3地区で岡山県全体の生産の9割を占めています。
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