ＪＡ晴れの国岡山岡山東統括本部では、最新の色彩選別機を赤磐市の赤磐吉井ライスセンターに導入しました。新選別機は、１時間に最大４㌧の選別が可能。極小黒点まで除去することができ、米の品質向上、異物混入の未然防止徹底に期待します。　

同統括本部では、カメムシ被害による着色粒の混入が問題となっていましたが、管内５カ所のライスセンターに色彩選別機がないのが現状でした。８月３０日には、同ＪＡ役職員１０人が選別機の性能や操作方法などの説明を受けました。

設置した吉井地区では、早生・中生品種が中心のため、終了後は他地区の選別処理も可能となります。金光章常務は「選別機の導入で、品質と農家所得の向上、消費者の安心にも繋げたい」と話します。