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「ドローン作業任せて」女性後継者が活躍/勝英担い手部会

 

ドローンを操作する東内ファームの東内まどかさん(左)と母の明美さん

 

JA晴れの国岡山・勝英担い手部会では、女性農業者の東内まどかさんが、ドローン(小型無人飛行機)のオペレーターとして活躍しています。

美作地区を中心に水田26㌶を受託する東内ファーム合同会社の若手役員で、今夏から防除作業を担当しています。初心者ながら慣れた手つきで機体を操る姿に近所の注目を集めています。

同社では水稲と大豆の病害虫防除でドローンの活用を始めました。昨年まで動力噴霧機の重いホースを引っ張って3人掛かりで作業。重労働の上、子育て中の東内さんにとって農繁期に手伝うのが精一杯でした。アルバイトの高齢化や労力不足で、ドローンにって作業にかかる肉体的負担や人員の軽減の効果が見込めると判断。メーカーの提案やJAのサポートを受けながら導入にこぎつけました。

運用は、東内さんが中心となって切り盛りします。ほ場の場所や面積を地図に書き込み、機体の回送や人員の配置、スケジュール管理などの作業計画を策定します。

自らも午前5時から出動し、スマートフォンを片手に航行経路の入力や設定などを慣れた手つきでこなします。行政への届出や報告書などの手続きも一手に引き受けています。
今年は7月中旬から作業を始めました。近所から評判になり、新たに20戸から作業の依頼が舞い込みました。一斉防除で地区全体の米の品質向上にも期待を寄せます。
代表を務める母の明美さんは、「ライセンスを取ってからやる気になった」と目を細めます。娘の働きぶりを評価する一方、「地域で協力して農地を守れるよう中心的な役割を担って欲しい」と期待します。

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JA晴れの国岡山
勝英統括本部 勝英広域営農経済センター

〒707-0003 岡山県美作市明見172-2 2階
TEL 0868-72-9028
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