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島と本土つなぐ農産物/笠岡市

ニガウリを収穫する大島さん

 

笠岡市のJA晴れの国岡山直売所・笠岡ふれあい青空市「しおかぜ」は、瀬戸内海の笠岡諸島の組合員の出荷先として、島と本土のパイプ的な役割を担い、島の出荷者の生きがい・やりがいを生み出しています。
JAは定期船で40分の白石島、1時間20分の真鍋島を管内に持っています。島内には日用品を販売する店がほぼなく、島民のインフラを守るため、JAが本土の直売所から食材や衣料品を毎週買い付けて販売しています。

島民も定期的に笠岡市にある「しおかぜ」に農作物や花き、海産物を島ならではの商品を販売し、出荷物を通じた交流が生まれています。

出荷者は60歳代~80歳代の4人。真鍋島在住の大島市子さん(84)は自宅前の畑でゴーヤー(ニガウリ)を育て、直売所へ出荷しています。潮風を受けて育つため、海からの程よいミネラル分で甘味や栄養がつまった、おいしいゴーヤへと仕上がります。島のおいしい食材を届けたいと、出荷を20年続ける大島さん。高齢のため頻繁に本土へは行くことは難しく、「JAの協力で本土へ愛情込めて育てた食材を届けることができるのは、私のやりがいと生きがい」と目を細めます。
ゴーヤーは直売所のほか、市場にも出荷します。毎週水曜日を出荷日と定めて集荷し、定期船便で本土まで輸送。JAの笠岡アグリセンター職員が港で引き取り、市場と同直売所へ振り分けます。初夏からは瀬戸内沿岸の温暖な気候を生かして、ゴーヤーや桑の葉、パンパスグラスなどを出荷し、消費者から好評です。
同JA白石島支店の浜西美穂支店長は「人口減少・高齢化が島でも進む中で、JAとして組合員の活力創造に力を入れ、地域活性化につなげたい」と見据えます。

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