ＪＡ晴れの国岡山井原市花卉部会の長谷川喬さんは、今年初めてリンドウを出荷しました。

昨年５月からリンドウの栽培に着手。１，０００株を植え、６月１７日から２９日まで約３，０００本を市場へ出荷しました。
長谷川さんは、気候条件や本業のシキミ栽培と時期が重なるため、これまでリンドウの栽培を行っていませんでした。県の農業研究所が、６月中旬頃から開花する極早生品種「おかやま夢りんどう岡山ＲＮＤ４号」を開発。田植えがひと段落してからシキミ栽培最盛期になる盆までの間に出荷できるとして、生産に乗り出しました。
ＪＡの営農指導員や普及指導センター職員、先輩生産者に話を聞きながら手探りで進めてきました。来年は一株から取れる本数も増えるため、長谷川さんは「本格出荷に向けて品質向上に努めたい」と意欲をみせています。