ＪＡグループのスーパーマーケット運営会社Ａコープ西日本は６月１０日、矢掛町のＪＡ晴れの国岡山直売所「矢掛宿場の青空市きらり」の隣に、「Ａコープやかげ」を移転オープンしました。

農産物直売所を併設する店舗は同社で２店舗目で、県内では初となります。

給油所ＪＡＳＳ－ＰＯＲＴ矢掛も隣接しており、地域のインフラ拠点としての期待が寄せられています。
旧店舗の老朽化に伴い移転し、売場面積は旧店舗の２．２倍となる約３３０坪（１１００平米）に拡張。同じ敷地に直売所があることで、ワンストップショッピングを可能としました。
新店舗では通路の拡張や、Ａコープ店の従来品に加え、「千屋牛」「なぎビーフ」「ピーチポークとんトン豚」などのブランド肉、店内調理にこだわった惣菜を強化。新たに「イートインコーナー」も設け、地域住民・来店者の憩いの場としての機能も果たします。
同店の長尾店長は「直売所併設の強みを生かし、ＪＡグループ一体となって農家所得向上・地域活性化に力を入れていく」と意気込みます。

オープン当日に訪れた高梁市の６０代の女性は「地元を中心とした食材が一手に揃う。ＪＡの魅力発信拠点となってほしい」と期待を込めました。