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ヤマノイモ「銀沫」規格外でコロッケ・ハロー植田さんと販促/県立勝山高校の生徒が開発

ハロー植田さん(右から4人目)とコロッケを販売する生徒

規格外品の活用方法として、県立勝山高校2年生4人組が開発したヤマノイモ「銀沫」のコロッケを12月7日、真庭市の農産物直売所「健康の里」で行われた銀沫が主役の「いもまつり」にお目見えしました。
「銀沫」は真庭市勝山地区などで栽培されるヤマノイモ。アクが少なくすりおろして時間が経っても変色せず、強い粘りと風味、甘味が特長で、県内外に多くのファンを持ちます。栽培から約20年、生産者の高齢化や、若者への浸透不足、規格外品の多さなど、多くの課題など、「銀沫」の課題を解決しようと、JAが昨年から同校に呼びかけてきた活動の一環。同校の卒業生で「銀沫」のPR大使を務める吉本興業所属、岡山県住みます芸人のハロー植田さんと生徒が手を取り、試作や収穫体験に取り組んできました。
学校近くの観光地「勝山町並保存地区」を中心に、食べ歩きできるメニューを作ろうと、規格外を使ったコロッケを発案。学校や自宅で試作し、「銀沫」特有のとろっとした食感を出すことに成功しました。
11月にハロー植田さんの畑で生徒らが収穫。規格外の「銀沫」を利用して、「いもまつり」前日から学校で約70個を用意。当日は油で揚げながら接客もこなしました。「コロッケが目当てで来た」という来店者もおり、約30分で完売。「高校生が頑張っているので応援したい」「コロッケの作り方は」など、生徒と来店者が会話を交えた交流もありました。「銀沫」を使ったコロッケの提供は普及しておらず、利用拡大の大きな一手となりました。PR用の動画第2弾を撮影し、ハロー植田さんが管理する「銀沫」専用のSNSに投稿しました。
参加した高校生は「思ったより早く完売して嬉しかった」「粘りやみずみずしさを出すのが大変だった」など笑顔で感想を話した。
ハロー植田さんは「自分が作った『銀沫』で、後輩が改良を重ねて『銀沫』らしさが出たおいしいコロッケができた。勝山地区だけでなく、全国で有名になってほしい」と展望します。
コロッケは「健康の里」に隣接する同JA女性部真庭地区勝山支部が運営する「ぴっとカフェ」でランチメニューとして曜日限定で販売。「銀沫」の販売が終了するまで提供する予定です。

 

≫ヤマノイモ「銀沫」について詳細はこちら

≫ヤマノイモ「銀沫」を使ったとろろご飯の作り方をYouTubeで公開しています

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≫ヤマノイモのレシピ一覧はこちら

 

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