国消国産 ワクワクする農業と地域の未来を JA晴れの国岡山

お知らせNEWS

トピックス

更新日

新たな特産品へ クリスマスローズ、リンドウと合わせ長期出荷が可能に/まにわ花き部会協議会新庄地区

クリスマスローズの様子を確認する前田さん

まにわ花き部会協議会の新庄地区では、春先に収穫できる花としてクリスマスローズの栽培を始めました。
同地区は県北部に位置し、冷涼な気候を生かして県内有数のリンドウの産地として盛んに栽培が行われていたが、高齢化などにより現在は2戸まで減少しています。
前田美子さん(69)は、リンドウを栽培して約30年。前田さんのほ場は標高610㍍に位置し、寒暖差で色鮮やかで品質の高いリンドウを栽培してきました。クリスマスローズは特別な資材や設備も必要なく、リンドウと作業がかぶらないこと、比較的手がかからないことから導入を決めました。
2023年に植え付けを始め、市内で栽培する生産者のほ場を見学するなどして準備。今シーズンは春の彼岸ごろまで根雪が残り、施肥などが遅れたが、順調に生育が進んでいます。4月から5月にかけ、30~40㌢に伸びた花を切花として出荷する予定で、来年以降の本格的な出荷を目指します。今後は少しずつ面積を増やす予定です。前田さんは「栽培はあまり手がかからない。地域の人にも一緒に取り組んでもらいたい」と話します。
JAでは「クリスマスローズは人気が高く、単価も良い。リンドウとの組み合わせで長期間の出荷が可能になる。2品種の組み合わせで所得増にも期待でき、新規就農にもつなげるほか、新たな特産品として期待したい」と展望します。

 

≫JAの花きについてはこちら

≫JAのリンドウ産地(真庭・津山・勝英地区)についてはこちら

≫リンドウを取り扱いの直売所についてはこちら

友達登録はこちら 広報誌プレゼント応募フォームへ ページの先頭へ