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露地ブドウ栽培講習会

摘粒の基準を確認する生産者ら
JA晴れの国岡山鏡野ブドウ部会は、6月中旬に露地ブドウの現地研修会を開き、生産者や関係者18人が参加しました。
露地ブドウでは現在、間引き作業の時期。棚ごとの着果数量を考えて過剰な房を落とし、果実の整形のため房の長さを揃え、不要な粒を摘粒します。今年は春先の低温から昨年より開花は遅めで平年並み。6月に梅雨入りしたものの高温少雨の天候が予想され、糖分を行き渡らせるため着果させ過ぎないよう注意を呼び掛けました。ハウスブドウは6月中旬に収穫開始、露地ブドウではジベレリン処理や袋掛けの後、8月中旬に収穫開始となります。美咲ブドウセンターを通して県内外の市場へ出荷する他、9月上旬には鏡野町主催の「産業まつり」に部会が参加して販売します。
会場となった同部会の内田博進さんは、今年で栽培17年目。ピオーネ17㌃、シャインマスカット6㌃など合わせて37㌃のほ場で栽培しています。内田さんは「品質の良い甘くておいしいブドウを作っていくので、ぜひ食べてほしい」と笑顔で話します。
同部会では作業時期ごとに栽培講習会を開き、栽培技術の向上や部会員同士の交流に繋げています。