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泥だらけの田植え/お米づくりを学ぶ

田植え綱に沿って植え付ける園児
井原アグリセンターは6月中旬、井原市立西江原幼児園の5歳児クラスの園児30人とともに田植えを実施。JAの営農指導員5人が植え付けをサポートしました。
園児らはまず、自分たちで育てた苗を泥の入ったバケツに植え付け、稲が育つ流れを学びました。その後、裸足になり田んぼへ移動。営農指導員から土をならして植え付けることや、苗の持ち方を教わった後、田植え綱に沿って一列に並び、田植え綱の赤い印に沿って苗を植え付けました。泥に足を取られ尻餅をついたり、植え付けが甘く苗が浮いてしまったり、田植え綱の赤い点どおりに植え付けできなかったりと、泥だらけになりながら手植えによる田植えを体験。「田圃の中は歩きづらかったけど楽しかった」と元気いっぱいに話しました。
西江原幼児園は食育の一環として田植えの体験活動を取り入れています。「食べ物に対する親しみと感謝を育てていきたい」「地域とのつながりがあってこそ、できる活動」と話します。営農指導員は「日頃から感謝の気持ちをもってお米を食べてほしい」と話しました。この活動は15年以上続いています。12月にはお米パーティーとして収穫祭を予定しており、お世話になった方に収穫したお米でおにぎりをふるまう予定です。