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大きな特産品「ジャンピー」出荷始まる

人の手のひらからはみ出る大きさのジャンピー
津山市久米地区でジャンボピーマン、通称「ジャンピー」の出荷が7月4日から始まりました。
2000年ごろから大きな特産品を作ろうと、新高梨などとともに特産化を進め、現在JA晴れの国岡山ジャンボピーマン部会の17人が約55㌃で栽培します。
ジャンボピーマンは、大きいもので長さ20㌢・重さ150㌘以上と、通常のピーマンの3~4倍の大きさとなり、肉厚で苦味が少ないのも特長。子どもでも食べやすく、地域の小学校の給食にも提供されています。今年は梅雨が短い上、気温が高く、品質へ影響を心配したが、対策としてしっかりかん水したことで順調に生育が進み、例年より大きく仕上がりました。出荷初日には5戸の生産者が約210㌔を持ち込み、スタッフが傷の有無を確認して等級ごとに仕訳する作業に追われました。
岡山・広島・大阪の市場へ11月上旬まで出荷するほか、人気の特産品として道の駅「久米の里」の店頭にも並びます。
土居治部会長は「大きくするためには水と肥料、収穫時期の見極めが大事。苦味が少ないので、サラダや天ぷら、炒め物などにしてもおいしい。手に取って食べてみてほしい」と話します。