ＪＡ晴れの国岡山は、部会員２７名のイタリア野菜部会を新たに設立しました。

イタリア野菜を栽培している矢掛町は岡山県の南西部に位置する人口１３０００人、清流の恵みあふれる里山。２０２０年、東京オリンピックパラリンピックイタリアチームのホストタウンになったことで、アスリートたちを矢掛町の美味しい野菜で応援。その味は選手らに大好評でした。この経験をもとに「矢掛町イタリア野菜プロジェクト」を２０２２年に設立。県内外の人々がイタリア野菜の食卓（テーブル）でつながる（CROSSする）体験型イベント「テーブルCROSS」を行い野菜の試食販売、JA担当者によるイタリア野菜の栽培講習会を開くなどの活動をするなか、２０２５年６月にイタリア農業・食料施策大臣からの依頼を受けてピンサへの食材提供、イタリアパビリオン前にイタリア野菜畑の展示が実現しました。プロジェクト立ち上げから３年が経過し、イタリア野菜の栽培技術の向上による安定多収な生産と経営改善を図ることを目的に、この度部会設立の運びとなりました。初代部会長に選任された髙月周次郎さんは「収量をあげ販売に力を入れ、生産者・矢掛町・ＪＡが一丸となってトップ産地を目指す」と意気込みます。