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花の栽培を学び合う 産地訪問で意見交換

作業スケジュールなどの意見を交わす組合員

まにわ南部花き生産組合は5月下旬、真庭市でほ場巡回を行い、組合員が栽培するクレマチスのハウスを訪れ、意見を交換しました。同市は地域ごとの歴史や、南北に長く気候差があることで、多様な品目を栽培。同組合は、同市の南部地域の生産者を束ねる組織として2023年に生産者組織を再編しました。違う品目を育てる生産者同士が、意見の交換や交流、意識の統一を目的に、これまでオミナエシや小菊など、夏出荷の花に合わせ、管内の産地巡回を企画。今回は出荷が始まったばかりのクレマチスを学びの場にし、自身の栽培の参考にしてもらおうと、初めてこの時期に計画しました。
同市月田本のハウスには、小菊やクレマチス、ソリダゴなどを栽培する生産者が集まり、栽培の歴史や手法を学びました。クレマチスは約50年前に勝山地区に導入された品目。支柱として使用した葦をそのまま付けて出荷し、他産地との区別化を図っています。切花としての出荷は全国でも珍しく、稽古用や茶花、アレンジメントなどに人気で、高単価で取引されます。生産者は「現在はどんな作業を行なっているのか」「支柱の葦はいつ頃収穫するのか」など質問を重ねました。
同組合の中山克己組合長は「組合が一緒になって3年目。お互いが学んで協力できることは協力し、高齢化などによる生産者減少の歯止めのために何かできれば」と話します。
7月には小菊の生産者のほ場を訪れ、意見を交わす予定です。

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